北京を訪問中のアメリカのヴィルサック農業長官は、19日、中国農業大学で行った講演で、「世界の食糧問題への対応で、アメリカと中国は世界をリードする力があるし、そうすべきだ」と強調しました。
ヴィルサック農業長官は「増加する世界人口は、食糧安全問題にとって大きな圧力であり、難題でもある。2050年までに、農業生産を70%増加させなくてはならず、これは、アメリカと中国のみならず、人類にとっても大きな課題である」とした上で、「両国は真の協力関係を結び、共有の専門知識と技能を活用して、世界の食糧問題や持続可能な農業が抱える問題に対応すべきだ」と強調しました。
なお、農業研究の交流を強化するため、中国とアメリカは1979年に科学技術協力に関する2国間条約に調印しました。およそ30年経った今日、関連項目に参加した両国の科学者は2150人に達しています。(朱丹陽 大野)暮らし・経済へ
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