四川省の中心地・成都で開かれている第二回BRICS農業相会議は「共同宣言」を発表し、世界の食糧安全に貢献していくことを表明しました。
現在、ソマリア、エチオピアなどを含むアフリカ諸国は、深刻な干ばつと飢きんに直面しています。これについて南アフリカのティナ・ジョーマット・ペターソン農林水産相は「気候変動が農業に与えるマイナスの影響を重要視しなくてはならない。BRICS各国、とりわけ、優れた農業技術や設備、研究成果を共有してくれる中国に感謝する」と述べました。
中国の韓長賦農業相は「中国は、農業の応用技術や措置に関する交流と協力の強化を主張しており、農業分野における発展途上国の気候変動への対応力増強を支援する考えだ」と強調しました。
なお、BRICS五カ国の耕地面積は世界の36%、穀物の生産高は世界の37%を占めており、食糧安全で重要な役割を果たしています。(朱丹陽、中原) 暮らし・経済へ
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