中国農業省の陳曉華次官は、30日に行われた記者会見で、「今年の秋も豊作で、食糧生産量は8年連続の増加を実現するだろう」と安定した収穫高に自信を見せました。

　このほど、農業省が発表したデータによりますと、9月26日までで、中国の穀物収穫面積は2000億平方メートルに達しました。このほか各方面から見て、今年の食糧生産は昨年を上回る見込みです。また今年の栽培面積は例年より600億平方メートルほど増えたため、食糧生産の増加を実現すると見られています。このほか今年の夏季の食糧生産は312万トンで、早稲の生産量がおよそ140万トン増加し、今年の全国の食糧生産は5.5億トンに達すると予想され、8年連続の増加となります。

　専門家は「中国の食糧生産が継続して増産したことは、国内の食糧供給を安定させるとともに、世界の食糧安全保障を確保した」と評価しました。（馬玥、吉野）

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