中華文化の海外進出を加速するため、文化省の計画に基づき、中国初の国家対外文化貿易基地が18日に上海でスタートしました。

　除幕式では、蔡武文化相が挨拶し、「文化省はここをベースに、優れた経験を総括し、各地の文化産業の発展実情に合わせて、一連の国家対外文化貿易基地を築いていく」と述べました。

　これまでのところ、国家対外文化貿易基地には、上海文化財産権取引所、北京スター聯合華文メディアコンサルティング有限公司など、80社近くの文化関連企業と機関が進出しています。登録された資本金は9億元近くに達しているということです。今後、この基地では文化製品の輸出入や文化関連企業などを中心に、保税、貯蔵、輸出入代理、展示取引、オークションなどのサービスを提供していくことになっています。（Lin、高橋） 暮らし・経済へ