第6回東アジアサミットが19日、インドネシアのバリ島で始まりました。ASEAN・東南アジア諸国連合と中国、アメリカ、ロシア、日本、韓国、インド、オーストラリア、ニュージーランドの政府首脳らが出席しています。
中国代表団を率いてサミットに出席している温家宝首相は、開幕に先立ちサミットの今後の発展や地域と国際情勢について、関係各方面と意見交換を行いました。また、教育、金融、エネルギー、公共衛生、防災などにおける協力を進めると共に、相互の連絡体制や、東アジア全体の経済パートナーシップの構築に取り組むよう呼びかけました。
今年のサミットには、ロシアとアメリカが正式に参加しています。またアメリカのオバマ大統領も初めて出席しました。これに対し、温首相は、「新メンバーの加入は東アジアサミットに新たな活力を注ぐだろう」と述べ、「戦略フォーラムとしての東アジアサミットは、地域経済や社会発展を進めるために、既にある性質、方向性、協力分野を堅持し、平和協力を保ちながら、積極的な役割は果たすよう期待を寄せました。(Lin、高橋)
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