インドネシアのバリ島で東アジアサミットに出席する中国の温家宝首相は17日、「東アジアサミットは、団結、発展と協力のテーマを最優先し、ASEANの主導権を堅持し、ASEAN、中国とASEAN、中日韓のメカニズムの団結力と発展の原動力を強め、すべての積極的要因を集結させ、様々な妨げを排除し、予定されている方向や目標に向かって前進すべきだ」と強調しました。
温首相はこの日、インドネシアのスシロ大統領と会談した際、「東アジアサミットの新しいメンバーは、新たな活力を注いてほしい。東アジアサミットは戦略的フォーラムとして、既定の性質、方向と協力分野を堅持し、地域の経済社会発展を促すため、平和協力の勢いを保たなければならない」と述べました。
スシロ大統領は「世界経済が困難な時期を迎え、東アジアは地域経済の成長を促進する役割を担うとともに、世界経済の成長を牽引する原動力となるべきだ。東アジアサミットの各メンバー国は、その原則を堅持し、平和、総合的な協力を維持し、正確な方向に向かって前進することを確保しなければならない」と述べました。(ooeiei、山下)
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