在インド中国大使館は11月15日、インドの首都ニューデリーで、インドのナーランダ大学に100万ドルを寄付する授与式を行いました。これには、中国の張炎大使、ナーランダ大学のサバワル副校長やニューデリーのメディアの代表などが出席しました。

　式では、張炎大使が中国政府を代表してサバワル副校長に100万ドルの寄付金を手渡しました。挨拶の中で張炎大使は、「去年10月の第5回東アジアサミットで、温家宝首相はナーランダ大学の再建を支援すると述べ、12月のインド訪問中に100万ドルを寄付することを正式に表明した。三蔵法師として知られる玄僧法師は世界最古の大学の一つであるこのナーランダ大学を訪れたこともあり、ここは中国とインドの文化交流において重要な場所である。中国はナーランダ大学の再建をできるだけ支援をしたい」と述べました。

　サバワル副校長は、「ナーランダ大学を代表して、温家宝首相の誠意と友好に心から感謝する、ナーランダ大学はこの寄付金をいかし、インドと中国の友好に貢献したい」と述べました。（劉叡、志摩）国際・交流へ