まもなく中国に向かうインド青年訪中代表団の結団式が18日夜、インドの首都・ニューデリーで開かれました。

　訪中団のメンバー500人とニューデリーの青年代表、それに中国の張炎インド駐在大使などおよそ1000人余りがこれに参加しました。

　席上挨拶に立った張炎大使は「2006年から中国とインドが行った青年の相互訪問はすでに5回行われた。今年は中国・インド交流年に当たり、中国は初めてインドの青年500人を中国に招くことになる。これらインドの青年は北京、上海、広州などを訪れ、中国の社会状況を知り、これを通じて両国国民の友情と相互理解が促進されるだろう」と述べました。

　インド青年訪中団の団長を務めるマケン青年スポーツ相はその挨拶で「インドと中国は昔から宗教や文化などの分野において末永い友好的交流を保っている。しかし、これほど大規模なインドの青年代表団が中国を訪れることは初めてである。友好の使者であるインド青年代表団の中国訪問が成功を収めることを祈る」と述べました。

　なお、インド青年訪中団一行500人は今月の20日から29日にかけて中国を訪問します。（黄競、小野）国際・交流へ