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「中国、大気汚染の予防・削減レベルの向上に」

2011-11-14 15:57:00     cri    























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 第7回区域大気質管理国際シンポジウムがこのほど、北京で開かれました。中国の張力軍環境保護次官は席上「今後5年(2011年から2015年まで)、中国はプロジェクトの実施、産業構造と管理上の調整を通じて汚染物質の排出削減に取組み、大気汚染の対応レベルを向上させていく」と強調しました。

 これまでの5年、中国は排出削減の面で多く成果を収めました。2010年の二酸化硫黄の排出量は2005年より14.29%少なくなっています。中国では都市部のクリーンエネルギーへの移行に必要な改造を進めるだけでなく、多くの石炭燃焼ボイラーを淘汰し、北京オリンピック、上海万博と広州アジア大会の開催をきっかけに大気の質を保障する新しいメカニズムの構築を積極的に模索してきました。また、中国は自動車の買い替え策を実施した結果、全国での早期廃車数は28万8000台に達し、排気の年間排出量を21万トン減らしています。

 これについて張力軍次官は「ここ数年、中国の大気の質は良くなりつつあるものの、大気環境は依然として厳しいということは現実であり、排出面での負担も大きく、都市部の大気環境の質も期待した結果には達していない。2010年の二酸化硫黄と窒素酸化物の排出量はそれぞれ2267万8000トンと2273万6000トンに増えて世界トップとなり、中国の受入れ能力を大いに超えていた。そして都市部の大気の質はかなり悪い。実は中国の「大気の質」の基準値はWHO・世界保健機関が定めた「大気の質ガイドライン」よりかなり低いレベルにあることから、これで計算すれば、中国のいわゆる基準値に達した都市の大気の質は、実際はあまり良くないのだ」と述べました。

 張力軍次官は「今後5年、中国が『いくらかゆとりのある社会』を全面的に構築する上では非常に重要な時期であり、工業化と都市化に向けた急速な発展は継続していくだろう。そのため石炭の消費量と自動車の保有量もこれまでどおり急ピッチで増えていくため、大気汚染の予防ではかつてない圧力を受けるだろう。以上のような理由から、プロジェクトの実施、産業構造と管理上の調整を通じて汚染物質の排出削減に取組み、大気汚染の対応レベルを向上させることを決めたのだ」とした上で、「それには火力発電や鉄鋼製造、それにセメントなどのエネルギー消費量が高く、環境への潜在的インパクトが大きい産業の淘汰率を確実に高めていく必要がある」と述べました。(HJ)

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