世界銀行が1日に発表した報告によりますと、食糧価格の高騰と変動が世界経済を圧迫しており、中でも、最貧国へのダメージが最も深刻なものとなっています。
今年9月に、穀物価格の上昇率は昨年同期を30%上回りました。このうち、トウモロコシは43%、米は26%上昇しました。
これについて、世界銀行は「食糧価格の不安定を招く構造的な要因として、人口の増加、飲食習慣の変化、食料とエネルギー価格の関係性の緊密化、バイオ燃料の生産増加などがあげられる。世界人口の70億人突破に伴い、国際社会はより安全な食糧措置を実施することが求められている」としています。ゼーリック総裁は、食糧問題を最重要視するようG20に呼びかけました。(朱丹陽、中原) 国際・交流へ
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