中国海軍は28日、北京で、民用海図活動会議を開きました。

　中国海軍の副司令官、丁一平中将が会議で、「数世代の努力を経て、中国の海図出版は手作業からデジタル化に、紙の海図から電子海図に発展してきた。その範囲は中国全ての海区と世界の大部分の海区をカバーしている」と述べました。

　丁一平中将は、「民用海図・図書は世界の100余りの国と地区に発行していおり、製図のデジタル化や情報の管理、ネットサービスなどを一体にした海図生産のシステムを形成している。国民経済と社会発展の中で重要な役割を果たした」と語りました。

　また、丁一平中将は「利用者のニーズを満たすため、海軍は民用海図の新サービスを提供していく。それは国の公務を執行する船舶、及び海上巡視船、科学調査船、資源探査船、海上救援船などのために無料で紙の海図と電子海図、及び関連のサービスを提供すること、利用者のために無料で電子海図ブラウザを提供すること、国内の教育機構に無料で教学用の電子海図を提供すること、利用者の特別の需要に応じて専門的な海図と電子海図を制作することである」と明らかにしました。（玉華、志摩）