中国の呉海竜外相補佐官は、24日北京で「中国と国連は、共に成長しているパートナーであり、中国は引き続き国連をパートナーとみなし、国際問題で国連が核心的役割を果たすことを促進していく」と述べました。

　これは、呉海竜補佐官がこの日、北京で行われた国連成立66周年の記念イベントの席上述べたものです。呉補佐官は、「国連は、地域のホット問題の平和な解決、国際間の発展と協力、社会の発展と文化の進歩、異なる文明間の対話と交流などを促進し、平和、調和、繁栄と持続可能に発展する世界を構築する上でしかるべき役割を果たすべきだ。また、国連は合理的で必要な改革を行い、世界的な脅威とチャレンジに対応する能力を強化して、国際問題でその強み発揮し、新しい活力を見せるべきだ」と語りました。

　呉補佐官は、さらに「中国の発展は国連からの支持が不可欠だ。国連の発展にも中国の参加は欠かせない。中国は開放して発展し、協力して発展し、共に発展していく道を歩んでいく。中国が平和な発展の道を選ぶのは一時的な選択ではなく、中国が現代化を実現し、世界文明の進歩に寄与していくための戦略的な選択である」と述べました。（任春生）