中国の林業部門は、2010年末までに海外から融資と無償援助資金を15億ドルを得て、人工造林の面積を582万ヘクタール増やした結果、森林の備蓄面積が5億5000万立方メートルに拡大されました。
これは19日に開かれた全国会議で明らかにされたものです。関係筋によりますと、国際金融機構との協力はすでに中国の林業分野では対外開放における重要な手段となり、林業の発展戦略での重要な一部分となりました。そして去年までに、中国の林業部門が世界銀行、アジア開発銀行など国際金融機構と協力して実施した融資・無償給与のプロジェクトの数は21に達しました。これらプロジェクトの内容には生態環境、生物多様化の保全、貧困撲滅などが含まれており、同時に22ヶ所の世界でも重要な意義を持つ自然保護区が指定され、管理上のモデル作業も行われています。
関係筋は、「国際的な融資の利用は今後5年間、依然として中国の林業科学の発展では方向性となっている。2015年までに中国林業への融資規模は7億ドルに達し、人工造林の拡大面積は100万ヘクタールに達するだろう」とみています。(黄競)暮らし・経済へ
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