イスラエル当局は18日、収監中のパレスチナ人477人を釈放しました。この日、パレスチナのイスラム原理組織ハマスによって5年間監禁されていたイスラエルの兵士シャリート曹長も解放され、帰国しました。これは両国の第1段階の捕虜交換が順調に進められたことを示しています。これに対し、国連のパン・ギムン事務総長は声明を発表し、「パレスチナとイスラエルの捕虜交換は重要な人道主義的貢献だ。国連は対話を通じたパレスチナとイスラエル問題の解決を積極的に支持する」と述べました。また、この取引の過程においてエジプトとドイツが払った努力に感謝し、「ガザ地区の再建を開始するために、関係各方面がより深い影響のあるさまざまな措置を講じて、ガザ地区の封鎖解除に努めるよう希望する」と述べました。
この日、レバノンのミシェル・スライマーン大統領とナジブ・ミカティ首相もこの件について言及し、収監中の全てのパレスチナ人とアラブ人を解放し、パレスチナとの和平交渉を再開するようイスラエルに呼びかけました。(董燕華、中原)
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