国連の平和維持事務を担当するラドゥス副事務総長は13日、ニューヨークの本部で行われた記者会見で、「12万人あまりが多くの地域で国連の平和維持活動を行っている。国連は全力を挙げて、これらの人の安全を確保していく。これは自分の任期中の主な仕事である」と述べました。
これは、ラドゥス副事務総長にとって、今年9月の就任以来、初めて行った記者会見です。ラドゥス副事務総長は「今月10日、ダルフールに駐在する国連とアフリカ連合の連合平和維持部隊が襲撃され、3人が死亡した。この事件が示すように、国連の平和維持活動は危険と困難にさらされている。平和維持活動への投入と拡充に最善を尽くすと同時に、行動に当たっている人たちの安全をできる限り保障しなくてはならない」と強調しました。
国連の統計によりますと、2011年に入り、平和維持にあたっていた86人がすでに死亡しています。世界各地では、16の平和行動が展開され、約12万人が携わっています。(朱丹陽 山下)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |