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 国連事務総長、精神衛生への投資を各国に呼びかけ

2011-10-11 14:30:35     cri    

 10月10日は20回目の世界メンタルヘルス・デーです。この日国連のパン・ギムン事務総長は演説を行い、各国に財政と人員を増やし、国民により多くの精神衛生分野サービスを提供するよう呼びかけました。

 今年の世界メンタルヘルス・デーのテーマは「メンタルヘルスのための投資」で、パン・ギムン事務総長は「精神の健康への障害はすでに疾病と早期死亡をもたらす主要な原因となっている。長期にわたる精神疾患は患者と家族に重い経済的負担を強いる。しかし現在、メンタルヘルスに対する政府と民間社会の投入は不足しているのが現実だ」としました。また「財政面での支援を増加してこそ、援助を必要とする人々に充分なサービスを提供し、世界のメンタルヘルス状況を改善することができる」と強調しました。

 世界保健機関(WHO)の最新データによりますと、多くの国では衛生保健分野の予算総額のうち、メンタルヘルスの予算が占める割合はかなり少ないことがわかりました。多数の中低所得国では2%に満たず、また人員方面では、多くの国でメンタルケアの専門家が不足しており、100万人あたり1人という厳しい現状にあるということです。 (黄競、吉野)国際・交流へ

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