中国知的財産権国際協力フォーラムが17日、アメリカのサンフランシスコで開催されました。中国商務省の崇泉国際貿易交渉副代表は席上、「調和とバランスの取れた国際知識財産権制度には、国と国との密接な協力が不可欠だ」と語りました。

　崇泉副代表は「中国は一貫して、知的財産権事業と、国の事情にも国際規則にも適う知的財産権法体系の構築を重視してきた。昨年10月から今年6月まで、中国は知的財産権侵害や模造品に対する取り締まりを行い、良い成果を収めた」と語りました。

　また、崇泉副代表は「中米両国は、各国の異なる経済発展レベルや、歴史文化の伝統とそれを継承する能力を尊重し、知的財産権制度の構築と保護、管理と運営の全面的な発展を促進すべきだ」と述べました。（万、大野）