中国の胡錦涛国家主席は11日北京で、ベトナム共産党中央のグエン・フー・チョン総書記と会談しました。双方は海上問題について率直な意見交換をし、中国・ベトナム海上問題基本原則協議の調印を高く評価しました。

　胡錦涛主席は、「海上問題が最終解決する前に、問題を複雑化やエスカレートさせる行動をしてはいけない。冷静的かつ建設的な態度で問題を処理すべきだ。両国関係や南海の平和と安定に影響を及ぼしてはいけない。双方は共同開発を積極的に研究、協議し、実務的な歩みに移すべきだ」と述べました。

　グエン・フー・チョン総書記は、「ベトナムは海上問題基本原則協議を真剣に実現させ、交渉と協議を通じて、必ず平和的に解決する。関係問題が両党、両国関係、両国人民の感情および海上の平和と安定に影響を及ぼさないようにする」と述べました。（ooeiei、高橋）