会員登録

中国、アフリカ諸国と干ばつリスク軽減に向ける協力を強化

2011-09-26 14:47:08     cri    





















src="mms://media.chinabroadcast.cn/japanese/20110926ri.wma">BR>



type="video/x-ms-wmv"





width="300" height="44">

 中国アフリカ干ばつリスク軽減ハイレベル会議が25日、北京で開かれました。中国の李立国民政相はその席上、「近ごろアフリカの一部の国で起こった干ばつ災害に対し、中国政府はアフリカとの災害軽減・援助に向ける協力活動を強化すると同時に、アフリカ諸国と干ばつリスク軽減の経験を分かち合い、中国とアフリカの干ばつ対応レベルの向上を図る」と述べました。

 今回の会議は中国民政省と国連国際防災戦略事務局が共催したもので、中国やエチオピア、ジンバブエ、ケニア、マダガスカル、東アフリカ立法会議および国連開発計画署など19の国と地域組織、国際機構の代表40人余りが出席しました。

 ここ数年、長期にわたる干ばつがアフリカの多くの国の農業発展に影響を及ぼしています。今年3月以降、アフリカの角が再び深刻な干ばつ災害に見舞われ、ケニア、ソマリア、エチオピアなどの国のおよそ1000万人が深刻な飢饉に直面しています。

 李立国民政相はこの会議で「中国政府はすでに多くのルートを通じて、アフリカの被災諸国に緊急食糧援助を提供している」とした上で、「当面、アフリカの一部の国が深刻な干ばつと飢饉に直面している。被災国の食糧飢饉対応活動を支援するため、中国政府は5億3320万人民元相当の緊急食糧援助を提供することを決定した。中国政府は食糧・物資援助と同時に、食糧購入のための現金援助も行う。この二つのルートを通じて、被災国と難民受け入れ国に援助を提供することになる。また、世界食糧計画署など国連機構との連携を通じて援助活動を展開する見込みだ」と述べました。

 ウガンダ、スーダンなどの国から出席した代表らは「中国政府がアフリカ諸国と干ばつリスク軽減の経験を分かち合い、アフリカ諸国の干ばつ対応レベルの向上に取り組むことを希望する」との考えを示しました。ウガンダのスティーブン災害対策難民問題担当大臣は「ここ数年、ウガンダは頻繁に深刻な干ばつに見舞われており、ほぼ3年から5年に一度のペースで被害が発生している。特に東北部と西部地区の被災状況は非常に深刻だ。ウガンダ政府はこの会議を非常に重視し、中国やアフリカ諸国との経験、技術、情報の交流を通じて、災害に対応するより効果的な知識をウガンダの人々が学べると信じている」と述べました。

 これに対し、李立国民生相は「中国政府はアフリカ人民と手を携えて、干ばつ防止・対応面での交流を強化し、双方の干ばつリスク軽減レベルの全面的な向上に取り組む」と述べました。

 李立国民生相はまた「中国政府は干ばつリスク軽減に向ける協力メカニズムを構築し、国連国際災害軽減戦略事務局などの国際機構との協力を強化すると同時に、アフリカ諸国や国際・地域組織と連携して、健全な干ばつリスク協力メカニズムを構築するほか、アフリカの旱魃状況のモニタリングを共同展開し、アフリカ諸国の災害リスクへの対応レベル向上を目指す」と述べました。(huangjing)

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS