会員登録

 中国・ASEAN10+1文化相会議、重慶で開催

2011-10-10 15:03:58     cri    

 第12回アジア芸術祭が10日、中国の重慶市で開幕しましたが、芸術祭の重要な活動の1つとして、中国・東南アジア諸国連合(ASEAN)10+1文化相会議が同じ日の午前、重慶で開かれました。

 中国の蔡武文化相は基調講演で、まず、このほど厳しい洪水災害に見舞われたタイの被災者にお見舞いの言葉を述べました。蔡武文化相は、「文化的な対話と協力は、地域の共通認識を形成し、相互信頼関係を築く基礎になるものだ。中国とASEANが対話関係を結んでから20年、文化産業の交流と協力、人的資源の開発、文化遺産の保護および公共文化サービスシステムなどの分野における協力システムを積極的に活用し、注目される成果を上げてきた」と述べました。

 蔡文化相はまた、今後の中国とASEAN の文化協力の発展について4つの提案を行いました。

 1、中国とASEANの文化協力はまず、アジア全般の競争力の向上に重点を置き、開放と包容の姿勢でアジアが直面するチャンスと試練に向き合い、国際文化秩序の建設に参加すること。

 2、革新と発展を中国とASEANの文化発展の優先的な方向にし、マルチメディアや新技術によって、(中国とASEANの)文化協力にもたらされたより広い空間を充分に生かし把握すること。

 3、地域文化は、本来的に中国とASEANの文化協力の現実的な追求であり、双方の文化協力は、各国の元からある文化遺産と文化多様性を保護し、発揚するという基礎の上に、相互の文化の歴史を掘り出し、地域の人々、特に若い世代の意思の疎通と共栄を推進していくべきであること。

 4、中国とASEAN の文化協力は地域内の人々の理解と支持を獲得し、文化発展に対する地域内の人々の要望を満たし、人を元とする文化協力の方式を堅持していくこと。

 以上の4つの提案に、ASEAN各国の参加者も賛意を表しました。(董燕華、大野) 旅行・文化へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS