中国文化省の蔡武大臣は21日、アメリカで、中国は平和発展の根源にある文化を堅持するとして、現在の中国が追い求める、調和の取れた社会、調和の取れた世界についてスピーチしました。

　蔡文化相は、「中国の文化は昔からずっと、人間倫理に基準を置き、深くて広い博愛と慈悲の気持ちに溢れている。こういう民族文化の性格を基に、中国は平和的な発展の道を進んでいる。国内的には調和の取れた社会を築き上げ、世界的には調和の取れた世界を作ることを推進している。世界各国の人々が、同じ青空の下で自由・平等・調和・幸福に生活し、平和と発展の成果を享受することを心から希望している」と語りました。

　蔡文化相はまた、「新しい時代の中国とアメリカの文化交流は、人の気持ちを通じあうことで、両国関係を固める重役を担っている。中米の文化には大きな隔たりがあるが、相互尊重に基づき、小異を残して大同を求め、双方の交流をどんどん深めれば、さらに多くの文化的な合意が得られる」と明らかにしました。（白昊、大野）旅行・文化へ