リビア国民評議会執行委員会のマフムード・ジブリール委員長は29日にトリポリで、暫定政府樹立の計画を延期し、引き続き国民評議会が運営することを発表しました。
ジブリール委員長はこの日に行われた記者会見で、国民評議会がリビア全土を解放して初めて、暫定政府の樹立に取り組むことができるとの見方を示しました。
同じ日、ジョン・マケイン米上院議員が率いる代表団がリビアを訪れ、「アメリカはリビア新政府の樹立に干渉しない」とし、自由で公正な選挙を行うことに期待を示しました。
また、カダフィ派はシルトとバニワリードで抵抗を続けています。現在、次男のサイフルイスラム氏と四男のムアタセム氏は確認されましたが、カダフィ氏の行方はまだわかっていません。(ヒガシ、吉野)
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