この日、NATO・北大西洋条約機構は、国民評議会武装部隊の攻撃に合わせて、シルトに対して新たな空爆を実施しました。NATOは、「戦闘機は25日に、シルト付近にある武器庫や軍事施設など8つの目標を空爆した」と明らかにしました。

　同時に、カダフィ大佐とその家族の行方が引き続き世界の注目を集めています。アルジェリアのメディアは26日付けの記事で、「カダフィ大佐の8人の家族は、このほど、アルジェリアの首都アルジェを離れ、エジプトの首都カイロに向かった」と報道しましたが、エジプト側はこの情報を否定しています。（朱丹陽　大野）　国際・交流へ