中国工業・情報化省は22日、初めてとなる中小企業の発展に関する国家レベルの特別計画を発表しました。この計画によりますと、これからの5年間で、中国は4000の中小企業向け公的サービス・プラットホームの構築・整備を支援し、500の中小企業向け公的サービス・モデルプラットホームを重点的に育て、各種の社会サービス機関が中小企業を支援するよう指導するとしています。

　2015年末までに、中国の80%以上の省、自治区、直轄市などの情報の流れがスムーズとなり、機能が整い、協力があり、資源を共有し、需給双方が直ちにつながることができる中小企業向け公的サービス・プラットホームとネットワークを築くとのことです。

　中国工業・情報化省の朱宏任チーフエンジニアは、「これからの5年間には、中国の中小企業は『雇用優先」の原則を堅持する。中国は小企業を奨励し、新たな職場を開発し、中小企業の数を持続的に増やし、社会により多くの就業機会と職場を提供する」と述べました。（李陽、小野） 暮らし・経済へ