ロシア外務省は17日声明を発表し、アメリカとNATO・北大西洋条約機構が計画通りに、ヨーロッパでミサイル防衛システムの配備を早く推進していることに憂慮を示しました。
ロシアは、この声明で「アメリカとNATOがヨーロッパでミサイル防衛システムを配備しているが、これはロシアの戦略核兵器を標的にしないという明確な態度は必要だ。双方はロシア・NATO理事会の枠組でヨーロッパのミサイル防衛システムの配備とその原則について、効果的かつ具体的な決定を行うことが必要だ」と述べました。
去年11月、NATOはリスボン・サミットで、ヨーロッパでのミサイル防衛システムの配備を決め、アメリカのミサイル防衛計画も含まれています。NATOとアメリカは、共同でミサイル防衛システムの配備をロシア側に要請しましたが、双方の交渉は今に至っても進展が見られません。(任春生、kokusei)国際・交流へ
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