ロシア外務省は19日声明を発表し、西側諸国がシリアのアサド大統領に退陣要求したことに反対を表明しました。また、アサド大統領には改革を実施するために更に時間が必要だと述べています。
声明は、「アメリカとEUがアサド大統領に退陣を要求したことは認められない。ロシアは、今までどおりの立場を堅持する。アサド大統領は大規模な社会、政治、経済改革を実施する時間が必要だ」とも述べています。
18日、アメリカのオバマ大統領はシリアに対して新しく今までに無い厳しい制裁を実施すると発表しました。これと同時に、アサド政権の退陣も求めました。欧州連合(EU)と英独仏3カ国も同様の声明を出しています。(ooeiei、高橋)
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