北京故宮博物館が8日夜、「前売り券オンライン販売サービスの開始についての説明」（以下略称「説明」）を発表しました。発表によりますと、2011年10月1日から2011年12月31日まで観光客に向けて毎日4万人に限定し、前売り券のオンライン販売サービスを提供します。

　前売り券は観光日の15日前から購入することが可能で、具体的には、2011年10月1日に利用するチケットの場合、2011年9月15日0時から2011年9月30日16時まで購入することができます。

　前売り券を購入する場合は、まず販売サイトに登録し、購入者の第二世代身分証明書の番号で購入します。オンライン決済も可能で、1人あたり最大5枚まで購入可能です。観光日当日に、前売り券のオンライン購入で使った身分証明書を提示すると、後門の西入り口からスピーディに入館できます。

　オンライン予約サイトのアドレスはgugong.228.com.cnで、故宮のオフィシャルサイト「www.dpm.org.cn」からもアクセスできます。

　故宮のスタッフは「観光客に安全で整然とした観光環境を提供し、故宮の文化財をよりよく保護するために、前売り券のオンライン販売を実施することとなった。これにより、当日並んでチケットを購入する観光客が分流され、十分な観光時間を確保することができる」と述べました。

　これ以前に、故宮は今年5月のゴールデンウィークにはじめて観光人数を一日最大8万人に制限する措置を実施しました。（陳博、中原）旅行・文化へ