6日午前、第5回北東アジア経済貿易協力ハイレベルフォーラムが吉林省の長春市で行われました。今回のフォーラムのテーマは、「北東アジアの区域協力の枠組の構築と共同発展の促進」です。出席者の全国政治協商会議の白立忱副議長は、中国政府は北東アジアの各国とともに、地域の繁栄を促進していきたいとの姿勢を示しました。
また、フォーラムで国家発展改革委員会の孫志剛副主任は「産業間協力の拡大、文化面の協力強化、国境を跨ぐインフラ施設の建設、国境地域の経済協力区のレベルアップを通じて、遼寧、吉林、黒竜江、内蒙古などの地域を北東アジアに向けた開放の拠点として建設していく」と述べました。
一方、モンゴルのエンフボルド副首相は「北東アジア地域のエネルギーと交通網の完備、安定した金融貿易メカニズムの構築、直接投資の相互サポートなどの面で、北東アジア各国は将来、協力し合うべきだ」と述べました。
韓国知識経済部の文在燾(ムン・ジェド)通商協力政策官は「北東アジア諸国は、エネルギーと資源の面で協力できる所が多い。各国は対話と協力を強化し、急増するニーズに効果的に対応しなければならない」と強調しました。
北東アジア経済貿易協力ハイレベルフォーラムは、北東アジア地域の経済協力と発展に関する唯一の定期フォーラムとして、2007年発足してから、今回で4回を数えます。(FUYING、高橋)暮らし・経済へ
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