「パンダは国宝だ。パンダの糞で栽培したお茶は国茶だ!」
このほど四川省の安石という大学の先生が書いた「パンダの糞でお茶を栽培しよう」というテーマの文章が、四川省版権局で文章の「著作権」認定を受けました。
安石先生は、「緑茶はガンを予防する効果がある。そして、パンダの主食は竹の葉であり、竹の葉には同じくガンを予防する成分があるため、パンダの糞で栽培したお茶にはガンを予防する効果が多くあるはずだ」と考えています。
安石先生はまた、「これはやはり理論としてのものだ。実際の効果はやはりパンダの専門家やお茶の専門家たちに頼んで、科学的に実験して見なければわからない。パンダ茶の創意は以前にはまったくなかった。これからはとても貴重なお茶となり、世界でも最も高価なお茶になると思う」と興奮気味に述べました。
安石先生は、パンダの糞で栽培したお茶に1キロ43.973万元(約528万7620円)という値段を付けました。この値段は、現在流通中の最も高いお茶「竹葉青」の10倍にもなっています。
安石先生の創意に対して、中国パンダ保護研究センターの高級技師湯純香主任補佐は、「パンダの糞を肥料としてお茶を栽培することは可能だと思う。しかし、パンダの糞はいったいどれぐらいの養分があるのか?そして、栽培されたお茶のガン予防効果はどうなのか?これは研究したことがないので、簡単には結論が出せない。『パンダ茶』のセールスポイントは、パンダだ。パンダは国宝だから、多くの商品はただパンダの名声を借りたいのだ。現在、『パンダ茶』の効果はまだ分からないので、値段などはまだ決められないだろう」と語りました。(オウギ、小野)暮らし・経済へ
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