中国香港特別行政区発展局の唐錫波事務局長補佐官が6月30日、明らかにしたところによりますと、香港特別行政区の援助による四川省の「都江堰パンダ救護疾病予防センター」と臥龍にある「中国パンダ研究センター」の建設が始まり、それぞれ2012年の末、2013年の初めには完成する予定です。

　唐錫波事務局長補佐官は「臥龍国家クラス保護区の再建を非常に重視している。現在、この二つのセンターは施工段階に入り、建設費用約3.76億香港ドルは、全て香港特別行政区政府が払う」と述べました。

　「都江堰パンダ救護疾病予防センター」は、世界で唯一のパンダの病気の予防や抑制をする機関です。一方、「中国パンダ研究センター」は主に、パンダの育成の研究に当たります。二つのセンターは、落成後に観光客に開放されるということです。（翻訳：董燕華）暮らし・経済へ