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 呉邦国委員長ら、アキノ大統領と会談

2011-09-01 21:29:35     cri    
 中国全人代・全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長と温家宝首相は1日、北京を訪問中のフィリピンのアキノ大統領とそれぞれ会談しました。

 呉邦国委員長は会談で、「議会は各自の国の政治生活において重要な地位を占める。議会交流は両国民の相互理解の強化、実務協力および相互信頼の促進と疑念を払拭する面で、取って代わることのできない役割を果たしている。中国全人代はフイリピンと共に、両国指導者のコンセンサスを積極的に実行に移し、政治信頼を絶えず強化させ、意見の食い違いを適切に処理し、実務的な協力を強化し、両国関係を絶えずあらたな段階に推進していくつもりだ」と述べました。

 温家宝首相は会談の中で、「中国はフィリピンと共に、『中国・フィリピン経済貿易協力5か年発展計画』を確実に実施し、経済貿易連合委員会の役割を発揮し、重点分野における重点プロジェクトに対する指導と協調を強化し、2016年までに、双方の貿易額を600億ドルに達成させる目標を目指して努力していく。双方は両国企業の協力拡大に対して良好な条件をつくり、投資者の合法的な権益を適切に保護していくべきだ」と述べました。

 そして、東南アジア諸国連合(ASEAN)の協力に触れた際、温家宝首相は、「中国はフィリピンなど各側との意志の疎通と協力を強化し、今年の東アジア首脳会議を順調に開催し、東アジア協力の健全な発展を推進していく」と述べました。

 これに対し、アキノ大統領は、「フィリピンは中国と共に発展するパートナーであり、経済貿易、農業、インフラ施設の整備、観光などの分野において互恵協力を行いたい。また、意見の食い違いを適切に処理し、両国関係の長期的かつ、健全で、安定的な発展を推進していく。両国は東アジア協力の面で幅広い共通認識がある。フイリピンは中国側と意志の疎通を強化し、今年の東アジア首脳会議が積極的な成果を上げられるよう共に推進していきたい」と述べました。(董燕華、小野)

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