壮行会の様子
8月29日、「心連心(心と心をつなげる)」中国高校生長期招聘事業に参加する中国高校生壮行会が北京で開催され、教師と学生、関係者ら50人くらいが参加しました。
中日両国の友情のために、乾杯!
この事業は日本国際交流基金会の主催によるもので、2006年に発足し、今年の学生は第6期生となります。そして、この事業に参加する32人の高校生は8月30日に日本に向かいます。日本では、外務省や企業を訪問したり、東京を見学したのち、日本の全国各地の高校に行って、一年間にわたり留学生活を行なうということです。
訪日高校生の代表:張雲銘さん(左)と李雪媛さん(右)
また、壮行会の席上、今回の訪日高校生を代表して、中国遼寧省の東北育才学校の張雲銘さんと成都外国語学校の李雪媛さんが挨拶しました。二人は挨拶の中で、「日本の高校に入って、勉強したりすることができるかと思うと、すぐ日本へ飛んで行きたい気持ちです。しかし、日本に行くことは、故郷を離れ、両親や友達と一年間別れることになり、そして自分の日本語が通じるかどうか、また、日本のホームステイ生活に慣れられるかどうかなど、いろいろな不安があります。いろいろな不安はあっても、私たちは一生懸命勉強して、このチャンスを大切にし、一日も早く日本の生活に慣れ、日本の友達をたくさん作りたいと思っています。
取材に答えている米淳華さん(17歳) |
また日本の友達にも中国の文化を紹介し、中日両国青少年の文化交流の架け橋になれるように努力したいと思います」と語り、大多数の学生の気持ちを伝えました。 また、今回の訪日高校生の一人、中国の済南外国語学校の高校一年生の米淳華さんは取材に答えて、「この交流活動のことを初めて知ったのは中学生の時で、とても憧れました。今回、このようなチャンスをいただき、日本の高校生活を体験できることになり、まるで夢が叶う感じです。興奮や期待のほかにすこし不安もありますが、私は絶対に頑張ります」と楽しそうに話してくれました。
記念写真
同事業は中国の学生に真実の日本の社会をよく理解してもらい、両国の学生の理解と交流をよりいっそう促進させていくことを目的としているとのことです。今回は第6期生となりますが、これまでの第1期から第5期の学生も合わせ、この事業に参加した中国の高校生は合計205名になるということです。(文章&写真:李陽、陳博、チェック:小野)
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