アメリカ東海岸のバージニア州で23日午後、マグニチュード5.8の地震が発生し、首都ワシントンやニューヨークなどで強い揺れが感じられました。これは1897年以来、バージニア州で発生した最大の地震だと見られています。
米地質調査局のオフィシャルサイトによりますと、今回の地震はアメリカ東部時間23日午後1時51分(日本時間24日午前2時51分)に発生したもので、震源地はバージニア州に位置し、首都ワシントンから135キロ離れています。また、震源地バージニア州から900キロ離れたカナダのトロント周辺でも、強い揺れが感じられたということです。死傷者や財産損失の報告は今のところ伝えられていません。
また、米原子力規制委員会(NRC)によりますと、地震の影響を受け、震源地バージニア州周辺の原子炉2基が運転を停止しましたが、人員の死傷はありません。目下、関連機関が被害状況を調査しているところです。米気象機関によりますと、今回の地震による津波の心配はありません。
地震を受け、ホワイトハウスや米国防総省、連邦議会議事堂では職員らが一時避難し、ニューヨーク周辺のモバイル通信も一時影響を受けました。ただし、資本市場は明らかな影響を受けておらず、ニューヨーク証券取引所では、株価は午前中の上昇傾向を保ち、金の先物価格の下落も小幅に減少したということです。(08/24Lin、中原)国際・交流へ
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