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 中国、チベット・サンスクリット語貝葉経研究で成果

2011-08-22 15:56:13     cri    
 このほど開かれた第3回中国チベット文化シンポジウムで明らかにされたところによりますと、ここ数年来、中国はチベット・サンスクリット語の貝葉経の保護と研究で著しい成果を上げています。

 チベット自治区貝葉経保護活動指導グループ弁公室の次旺俊美主任は、「中央政府は少数民族の伝統文化の保護と研究を非常に重視している。2006年にチベットで貝葉経保護活動指導グループが創設された。それから5年の間、全面的な調査、登録、整理、現物のスキャン、リストの再編集などを基本的に完了し、貝葉経の全面的な保護措置を実施してきた」と述べました。

 特殊な自然環境と人文環境によって、チベットでは今尚サンスクリット語、チベット語、パーリ語などで書かれた貝葉経典1000種類余りが保存されています。その内容は仏教、哲学、倫理学、医学、天文学にまで及びます。大部分が8世紀から14世紀までの写本で、古代インド文化と中国チベットの伝統文化との交流を記録する歴史的な証としてだけでなく、国内外の社会科学、チベット学研究など多くの学科においても高い学術的価値があり、また研究と開発の潜在力を最も備えた古文経典でもあります。

 なお、このシンポジウムでは、文化省、国家文物局、チベット大学、中国チベット学研究センター、チベット社会科学院から集まった専門家や学者らがチベットの仏画であるタンカ芸術、文化財保護、無形文化財の選定、貝葉経の保護などの活動成果を総括すると共に、今後の計画を打ち立てました。(董燕華、中原) 暮らし・経済へ

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