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 超高額の食品、それほど栄養なし

2011-08-01 17:26:38     cri    

 このほど、720mlで価格が398元(約5500円)の超高額ビールが登場しました。貴重で独特な原料を使い、製造過程にも特殊な技術を用いたこのビール、メーカーの責任者はインタビューで、「元もとの価格は298元でしたが、398元に上がりました。それでも消費者から、結構人気です。」と答えています。また近日中には、更に高級な3リットルで2000元(約25000円)以上のビールの企画もあると言うことです。

 このビール以外にも、2200元(約28000円)もする漬物や、一本118.8元(約1500円)の数量限定のミネラルウォーターなど、超高額の食品が次々と登場し、注目を集めています。これについて、専門家たちは「高額の食品は、値段ほどの価値があるとは限らない。ほとんどは企業の戦略やマスコミの宣伝の影響だと言える。高額の食品は栄養があるともいえない」と述べています。

 中投顧問食品業界の周思然研究員は、「一部の高額な食品は、確かに普通の食品よりも美味しくて、栄養価の高いものもあります。でも、、ここまで高くするのは常識から外れています」と言っています。このような超高額な食品が登場する理由は3つあります。、先ず、ここ数年来、豚肉の赤身を増やすために、豚の餌に塩酸ラクトパミンやクレンブテロール塩酸塩などを入れたり、飲料水に添加物を入れたり、食品の安全を脅かす事件が多発しています。

 この影響で、消費者の中には、健康によく自然のままの食品を買いたいという欲求が高まってきました。これが超高額食品に登場のチャンスを与えました。次には、人々の収入が増え、購買能力も高くなっていること。最後には、超高額や限定販売などの言い方が一部の消費者の虚栄心を満足させ、そう言った消費者の中では人気があると言ったことです。。

 これらの商品の将来性について、消費者の考え方がだんだんと成熟してくるに連れ、超高額食品も人気はなくなってくると考えられています。また、現在の一部の超高額食品の中には、偽者などもあり、こう言ったことも消費者の購買意欲に大きな打撃を与えるとの予測もあります。(翻訳:トウ 徳花)暮らし・経済へ

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