パレスチナ自治政府のアッバス議長は27日、ラマラで、「パレスチナは建国について、国連安保理の支持を求めるつもりだ」と述べました。

　アッバス議長は、この日開かれたパレスチナ民族解放運動中央委員会会議で、「私は自ら国連本部へ赴いて、安保理にパレスチナ建国を訴える。この願いは、広く国際的支持を得られると信じている」と述べました。

　また、アッバス議長は、「和平交渉は依然としてパレスチナの戦略的な選択である。パレスチナ建国が国際社会に認められた後、イスラエルとの交渉の基礎は、積極的な方向へ向かうだろう。そして、それが中東の和平プロセスに一層プラスとなるだろう」と強調しました。（翻訳：玉華）国際・交流へ