今年の6月5日は第三次中東戦争勃発44周年の日です。この日、複数の場所でパレスチナのデモ隊とイスラエル軍による衝突が再び起き、少なくとも14人が死亡しました。
当日、シリアとイスラエルの国境地帯で、数百人のパレスチナ難民とイスラエル軍による衝突が発生しました。シリア側が明らかにしたところでは、この衝突により、少なくとも14人が死亡し、200人余りが負傷しました。しかし、詳しい死傷者の数については、イスラエル側からの発表は行なわれていません。ヨルダン川西岸にあるラマラ付近の検問所では、デモに参加したパレスチナの民衆、少なくとも20人余りが、この日の衝突で負傷しました。このほか、東エルサレム及びヨルダン側西岸のその他の地区でも、パレスチナ人とイスラエル軍との間で小規模な衝突が起きたということです。
1967年6月5日、イスラエルとアラブ連合との間で、第三次中東戦争が勃発しました。戦闘は6日間続いたため、「6日戦争」、「6・5戦争」とも呼ばれています。この戦争でイスラエルは、もともとはヨルダンの支配下にあった東エルサレム、ヨルダン側西岸地区、エジプトのシナイ半島及びガザ地区及びシリアのゴラン高原など全部で6.5万平方キロの土地を占領しました。これにより、100万人あまりのアラビア人とパレスチナ人が難民となりました。現在、東エルサレムとゴラン高原は、今もイスラエルの統治下に置かれています。(翻訳:Yan)国際・交流へ
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