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 FAO閣僚級会議、アフリカの食糧危機を検討

2011-07-26 10:05:59     cri    

 FAO・国連食糧農業機関は25日、ローマで閣僚級会議を開き、アフリカの角地区の干ばつと飢餓問題を討議し、緊急かつ適切な行動を取ることにより、被災国と地域の生存能力の確保を図ることを承諾しました。

 参会者は、「アフリカの角で発生した食糧危機は干ばつと地域衝突、食糧の高価格によるもので、およそ1200万人が被災している。南部のソマリアでは、2地域で飢餓問題が発生しており、もし現状を早く転換しなければ人道的危機になり、アフリカの角地区全体に影響する可能性がある。現在、重要なのは被災地区を援助し、人口の大規模な移動を避けることだ」と述べました。

 FAOのディウフ事務局長は、「アフリカの角は国際社会の援助を緊急に必要とする。各国、各地区、及び国際組織は地元の農業部門に支援を提供し、辺鄙な地域の発展を加速するためにさらに多くの資金を投入すべきだ」と述べました。

 WFP・国連世界食糧計画のシーラン事務局長は、「WFPの活動の重点はソマリアに置かれ、特に飢餓地区に緊急な食糧援助を提供することだ」と語りました。(翻訳:玉華)

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