スーダン政府と反政府勢力の「解放と正義運動」は、14日、カタールの首都ドーハでダルフール問題に関する和平協定を結びました。
スーダンのバシル大統領、カタールのハマド首相及びAU・アフリカ連合、国連、アラブ連盟、及びその他の国際機構と地域組織の代表がこの調印式に出席しました。
カタールのハマド首相はその挨拶で、「この和平協定はダルフール地域の平和を実現させる最終的な解決案である」と述べた後、関係各方面がダルフール地域の住民の生活条件を向上させることに努力を払うよう呼びかけました。
なお、ダルフール和平協定は、関係各側が認めた「ドーハ文書」を基にできたものです。そして2年半の交渉を経て、スーダン政府と反政府勢力の「解放と正義運動」は、この地域の資源、人権、地域の自治などの問題で意見の一致に達しました。双方は、1ヵ月以内にこの和平協定を実施しますが、ダルフールのもう一つの反政府勢力である「正義と平等運動」はこの和平協定への調印を拒否しました。(翻訳:任春生) 国際・交流へ
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