中国国際経済交流センターの鄭新立副理事長は26日北京で、「中国は今後数年、世界経済成長の最大の牽引力となるだろう」と語りました。
これはこの日、行われた第2回グローバル・シンクタンク・サミットで述べたものです。鄭新立副理事長はまた、「世界的なインフレーションと、欧州と日本で生じた国家債務危機は世界経済の回復にマイナスの影響を与えているが、全体から見ると、幾つかの希望がある」と述べた上で、「中国は経済発展の方式を転換させ、投資と輸出に依存する成長のモデルを、国内消費拡大の方式に移している。向こう5年間、中国の輸入総額は12億ドルに達する見込みで、これは世界経済の成長を牽引する主要な力になる」と指摘しました。
更に、鄭新立副理事長は「中国はこれから、一部の外貨準備を海外に投資して運用するため、徐々に海外投資市場の主要な資金源となり、多くの対象国の雇用拡大と経済の復興に力を注ぐことになるだろう」と語りました。(万、大野) 暮らし・経済へ
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