IMF・国際通貨基金のラガルド総裁は12日、「朱民総裁特別顧問を、副総裁に任命することを提案した」との声明を発表しました。
声明は「朱民氏は、政府や国際政策の制定、金融市場など経験が豊富である。それに、管理や交流面でのテクニックが抜群で、基金内のシステムもよく理解している」としています。この任命の提案が承認されれば、朱民氏は今月26日に就任し、ほかの副総裁3人と共に、総裁の仕事をサポートします。
朱民氏は昨年2月に、ストロスカーン前総裁に総裁特別顧問に抜擢されました。それまでは中央銀行の中国人民銀行の副総裁を担当していました。IMFの定款によりますと、総裁は副総裁の任命を提案した後、正式な任命は執行理事会の承認が必要となっています。(朱丹陽)
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