中国の呉海龍外交補佐官は12日、『国家人権計画(2009-2010年)』総括会議で講演を行い、中国外務省が国連など多国間人権分野活動に積極的に参加し、国際人権事業の健全な発展を推進する面で積極的な成果を上げたと強調しました。
人権、安全、発展は国連活動の3大基盤であり、人権の促進と保護はすでに国際社会の共通認識となりました。
呉海龍補佐官は、「中国は人権特別機関と良好な協力関係を保ち、人権分野において、多くの国と対話し、交流を進め、多国間人権機関の健全な発展を推進し、積極的な成果を収めた」と述べました。
2010年12月、食糧への権利に関する国連特別報告官は、中国を訪問し、中国の人権、特に、貧困扶助などの分野で上げた成果を高く評価しました。
国連人権理事会の理事国として、中国政府は公正で、非選択性の方式による人権問題の処理を主張し、2009年に人権理事会による初の国別人権審議を受けました。
呉海龍補佐官は「外務省は人権問題における中国政府の立場と主張を表明し、人権の普遍性がその国の具体的な国情と結びつけることを強調し、公民の政治権利と経済、社会および文化の権利を同等に重視すること主張する。広範な発展途上国にとって、生存権と発展権がもっとも基本的で、もっとも重要な人権だ」と述べました。(翻訳:董燕華)
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