現在、中国では、農村地区をはじめ、まだ500万人が電気が通っていない環境で生活しています。これを受け、国家エネルギー局の劉鉄男局長は北京で、「今年末までに、中国全土の発電ユニットの総出力は10億キロワットになる見込みだ。今後も引き続き電力ネットワークのカバーエリアを拡大し、農村電力ネットワークを改造して、農村住民の生活、生産用の電力供給を保障し、都市部との電力価格の均一化を図る。同時に、農村地区において、太陽光、バイオマスなどの小型分散型再生可能エネルギーを普及し、電気が通っていない地区の電気使用問題の解決に努めていく」と語りました。
さらに、「中国は今後5年に、グリーンエネルギーモデル県200ヵ所を建設し、すべてのモデル県は中央財政から2500万元の補助金を受け取ることができる。2015年までに、中国のバイオマス発電ユニットの総出力は1300万キロワットに達する見込みだ。また、太陽光使用モデル村を1000ヵ所建設することを目指す」としました。(翻訳:Yan、吉野)暮らし・経済へ
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