中国の国家会計審査署が27日の発表によりますと、全国の31の省、直轄市と自治区の債務額を審査した結果、去年末までに、地方政府の債務額は10兆7000万元に達しており、それは主に都市建設、交通輸送、土地整備、科学教育、文化と医療衛生などを含めた公共事業とインフラ整備に充てられており、全般的に見て各地政府はいずれも返済能力を持っています。
また、地方政府が返済しなくてはならない債務は約6兆7000万元に達し、債務全体の6割を占めています。その額が地方政府の総合的財力に占める割合は52.25%です。また2億3000万元の政府担保の債務を加えると地方政府の債務の割合が70%に達しているものの、いずれもその返済能力は超えてないとされています。
関係者は債務を返還できない恐れがある一部の地区と業界はについて、「債務の返還を土地の譲渡に頼る地区がある。また、債務額が比較的大きく、債務の負担が重い上に、返済期間を延ばす地区と業界もある」と指摘しました。(朱丹陽)暮らし・経済へ
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