チベット自治区チャムド地区行政署のローソンデーチン（洛松徳青）報道官は6日に、「チベット平和開放60年来、チャムド地区の経済総量は1958年の164倍となった」と述べました。現在、経済、社会の発展はこれまでになく、もっとも良好なもので、住民の所得が大きく増え、都市と農村部の変化がもっとも大きい時期に置かれています。

　ローソンデーチン報道官は、「解放前のチャムドは封建的な農奴制の下にあり、経済はほぼ停滞した状態で、いかなる生産手段もなく、生活を維持することもきわめて困難だった。チベット平和開放60年来、特に改革開放および国家が西部大開発戦略を実施して以来、チャムド地区の経済、社会が急速に発展してきた」と述べました。2010年、チャムド地区の生産総額は67億元以上となり、農民、牧畜民の1人当たりの年間平均所得は3662元となり、1958年より164倍に増えました。

　なお、チャムドはチベット自治区、四川省、青海省、雲南省と接する地帯にあり、チベット高原の悠久な歴史と文化の発祥地の一つです。（翻訳：董燕華）

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