チベットの貿易業や物流産業を活性化し、国内と南アジアの2つの市場を開拓するため、「チベット商業貿易グループ」がこのほど設立されました。これは、中国国内と南アジア市場との陸上貿易の大きなルートを構築することにより、新時代を切り開くものとなります。

　チベット商業貿易グループは、チベットを拠点に国内市場と南アジア市場を開拓するのが主な目的で、今後、国内ビジネス、対外貿易、物流配送、特殊商品の販売などの分野で活躍が期待されています。

　チベットには4000キロあまりの国境線があり、インド、ネパールなど多くの国と接しています。現在、普蘭（ブラン）、吉隆などの通商地があり、インドやネパールとの貿易交流も多いということです。（翻訳：ミン・イヒョウ）　暮らし・経済へ