国際刑事裁判所が27日、リビアの指導者カダフィ氏に対する逮捕状を発行したことを受け、リビアのモハメド司法相はこの日、この決定を拒否しました。反対勢力の「国民評議会」のムスタファ・ アブドルジャリル議長はこれを歓迎する意を表しました。
モハメド司法相はこの日、トリポリで、「リビアは国際刑事裁判所の決定を受け入れない。国際刑事裁判所はすでに、西側の国が第3世界の国家指導者を起訴するための道具となっている。カダフィ氏とその息子はリビア政府において、いかなる正式な職務も担当しておらず、国際裁判所が告発した事柄となんの関わりもない。リビアは『ローマ規程』の締結国ではないので、国際刑事判所の管轄ではない」と述べました。
アブドルジャリル議長は27日、反対勢力の本拠地ベンガジで行われた記者会見で、この決定を歓迎する意を表しました。また、カダフィ政権の官員および彼の支持者は、できるだけ早くカダフィ政権を離れるよう促がしました。(翻訳:董燕華)国際・交流へ
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