中国の軍事専門家はこのほど記者のインタビューに答えた際、中国の「ネット藍軍」とよばれるネット防護部隊は、国家のネット安全を保障する使命を担っている。これは、経済の発展や社会の安定にとって非常に重大な意義を持つ」と強調しました。
中国の「ネット藍軍」単には部隊が訓練する時つかう名称です。中国国防大学の専門家は「西側諸国のサイバー部隊と比べ、中国の『ネット藍軍』は現在初級的段階にある。これを中国軍隊は規模のあるサイバー部隊を設置したと言うより、中国軍隊が対抗訓練のシミュレーションと行っていると言った方が適切だ」と述べました。
また、中国のネット藍軍は「ハッカー部隊」であるかもしれないという西側メディアの疑問に対し専門家は「ネット藍軍は中国の関連部門が設置したもので、光栄なる使命を担っている。ハッカーはウィルスによって他人のパソコンに侵入する違法な存在であり、中国の『ネット藍軍』とはまったく異なる」と強調しました。
なお、サイバー部隊は海外では早くからできており、1991年、アメリカは湾岸戦争でウィルスを使ってイラクの防空システムを破壊しました。また、コソボ戦争とイラク戦争でも、アメリカのサイバー部隊は重要な役割を果たしました。現在、アメリカのほか、イギリス、ロシア、日本、インドなどの国もインターネットの安全を確保する部隊を持っています。(翻訳:Katsu) 暮らし・経済へ
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