会員登録

 中国経済学者、通貨の引き締め策に異議

2011-06-26 15:14:08     cri    
 中国の経済学者・厲以寧氏は26日北京で、「現在、中国の通貨政策はいわゆる『正常のレベル』に戻っている。通貨の引き締め策を考える際は、大量の企業や労働者の生存問題を考えなければならない」と述べました。

 これはこの日、行われた第2回グローバル・シンクタンク・サミットで述べたものです。厲以寧氏はまた、「金融の引き締め策をとり、流通する通貨がいわゆる『正常なレベル』に戻る際、製品の供給チェーンの寸断や企業の資金チェーンの寸断が発生する可能性があり、最終的に生産停止や失業などにつながる」と述べました。

 厲以寧氏はさらに、「経済学では、インフレ予想と企業の景気予測が共に重要である。インフレ予想の緩和はインフレ抑制に効果的であるが、企業の景気予測を無視すれば、財政収入の減少などをもたらす。そうするとデフレのリスクが高くなる」と述べました。(翻訳:ooeiei) 暮らし・経済へ

関連ニュース
写真トピックス
コメント
今週の番組
今日熱点
快楽学唱中文歌
特集ダイジェスト
LINKS