中国共産党中央政治局が3日、来年度の経済政策を分析、研究する会議を開きました。会議は、「来年、中国は積極的な財政政策を引き続き実施すると同時に、通貨政策をこれまでの『適度に緩和したもの』から『安定したもの』に調整していく」としました。

　分析筋は、「通貨政策のこうした基本スタンスの調整は、中国の政策決定者の当面の内外の経済情勢に対する科学的な対応で、最終的に中国経済の一層健全な発展に役立つものだ」としました。

　会議はまた、「来年、中国は引き続きマクロ調整を行い、その改善を図っていく。国内のニーズ、とりわけ消費ニーズを拡大し、中低所得層の収入増加に努めていく。近代的農業の整備を大々的に推し進め、農業の安定した生産増加を促進する。省エネと排出削減及び気候変動への対応を揺ぎ無く推し進め、国際間の協力を強化していく。また同時に、輸入を積極的に拡大し、外資構造の最適化を図っていく。民生の改善と保障に力をいれ、一層積極的な就業政策を堅持していく」と強調しました。（翻訳：Yan、吉野）

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